雪割り作業の効果

小樽市の裏山にて2012年4月13日撮影

ここ数日の暖かさと相まって雪割り作業の効果があったようです。
数日前の庭と畑の残雪はかなりなくなりました。
その効果は標高がほぼ同じ裏山の残雪と比較すると明らかです。
市内や道路ではかなり前に雪はなくなっているのですが。
雪割り作業を行った場所で水仙や蕗の薹を見つけるとその効果を再確認します。
水仙やクロッカスなどの芽は、雪の下で芽吹いていたことなります。
これらの植物は、体内時計、生理時計、生態時計など正確に時を刻んでいるのでしょう。
そして、裏山の上のほうにある片栗の小群落の場所の残雪状況が気になり出かけました。
まだ、かなりの雪が残っていました。
明日から気温も高くなり、良い天気が続く予報なので、雪解けも進むでしょう。

追記:2012年4月17日
堅雪(硬雪)の季語は手持ちの季語辞典では初春(立春から啓蟄)です。
でも、小樽では春全体にわたる三春と思うのです。
堅雪が春の暖気をうけて解けかかった雪が夜間から朝方の冷え込みで凍りついたもののようなので。
そんな堅雪の裏山を散歩して詠む句一句。

   「堅雪の 上を歩いて 散歩かな」 北 帰航(第145句)