行李と茄の花

小樽市にて2011年8月17日撮影

日曜日の夜からだろうか雨が断続的に降り続きました。
今朝久しぶりにお日様を見ました。
この間外での撮影は中止。ただ撮る対象物も庭には少ないのですが。
今、庭にはカサブランカ、花の紫が濃くなった額の花そして茄の花が咲いています。
今朝早速撮りました。
茄の花は、最近きれいだなと思うようになった花です。
特に庭の畑で育てるようになって一層惹かれるようになりました。
そして、茄の花は自分には行李のような存在だと思うのです。
物心ついたころから身近にあった野菜です。
一方、行李は函館に行く際お袋がどこからか手に入れて持たしてくれたものです。
そして今も愛用しています。四十五年ほど使用していることになります。
行李は同世代では所持している方が多かったです。
後の世代ではどうなのかわからないですが、今独立する子供に持たせる親は皆無でしょう。
追記:皆無とは言えないのかもしれない。
大学から親元を離れたので、それから行李とは長いご縁が続いています。
今行李は、購入できるのだろうか。数は、一本・一梱(こり)と数えるとのこと。
注記:伝統工芸品として販売されているとのこと。
葛籠は和服など収納するのに使われていて、高級な古典和具といえるのでしょう。
葛籠は、一荷・一合と数えるようです。
ただ、手持ちの二冊の辞典では下記のようです。
辞典で数え方がかえってわからなくなりました。どれも正しいのかな。

                                       

追記:2011年8月17日午後撮影
珍しい雲が観察されたので撮りました。高積雲に類別される雲と思われます。
下記の本から判断したのですが、自信ありません。
山田圭一・菊地勝弘(2006)雲の世界 初版 成山堂書店

追記2:2011年8月19日
裏山の蝉の声を聴いて詠む句一句。

   「裏山で 行く夏愛しむ 蝉の声」 北 帰航(第134句)