大甘野老・和草・似児草

小樽市にて2011年5月30日撮影

庭で大立壺菫、勿忘草、コマクサ(たぶん洋種)、躑躅が咲き始め、
百合が花芽を膨らましてきました。
水仙が花の盛りです。
やっと庭にも春の花の季節を迎えました。
ただ、豌豆は芽を出したところで、
昨年に比べ生育が遅いです。
また、今日ズキーニが初めて花を咲かせました。

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裏山では大甘野老が葉の腋ごとに、二つ時には一つないし三つの長い糸で吊り下げたような花を付けています。
可憐な花は風鈴のような口の部分が緑色の筒状の白い花を咲かせていました。
万葉集に「にこぐさ」として四首詠まれています。
大甘野老花を見て詠む句一句。

   「花咲くや 大甘野老 美しい」 北 帰航(第130句)