セージと豌豆の花

小樽市(庭)にて2010年6月26日撮影

数日前からセージの花が咲いていたようです。
セージの品種名は知りません。
ハーブは、シソ(紫蘇)とパセリくらいしか育てたことはないのです。
昨年、札幌の知人からマンション修理のため預かったものです。
修理後も育て主に捨てられて、この冬をこの山のような庭で雪に埋もれて鉢のまま過ごしたました。
春、もう凍死したものと捨てるようにかみさんに言ったのです。
とても生きていると思えなかったのです。
捨てられず少し日陰の場所に移植されていたようです。
そして、このセージは、たくましく生き抜ききれいな花を咲かせたのです。
花が咲くまで忘れていたのです。

一方、昨日から豌豆が白い花を咲かせました。
丹精込めてやっと開花を迎えました。
そんな花を見ているといつも花の姿が、モンシロチョウ(紋白蝶)に思われるのです。
強く想いながら詠んだ句一句。
      「豌豆や 花の形は 飛ぶような」 北 帰航(第115句)
   
追記:2010年6月27日;最初浮かんだ語は、「紋白蝶」。一つの句に季語を二つは、使えない。しかも異なる季節の季語を。
で、原句が詠まれ、蝶も季語と気付き、次の句を。推敲後擬態語の句にしました(もう一年待とうかな)。
一年くらい待って、前の句にしました。
      「豌豆や 花の形は ごゆっくりと」 北 帰航(第115句推敲二句め)
    「豌豆や 花の形は 飛ぶような」 北 帰航(第115句推敲)
    「豌豆や 花の形は 面白蝶」 北 帰航(第115句原句)