ナニワズと片栗
久しぶりに朝気持ちの良い天気でした。
デジカメ片手に裏山のナニワズ(難波津・蝦夷鬼縛エゾオニシバリ・夏坊主)と片栗(カタクリ・カタカゴ・カタバナ)を見に行きました。
どちらもまだ咲いていませんでした。
でもナニワズはつぼみが黄色になっているものがあり、一方カタクリもつぼみが大きくなっていました。
裏山の陽の当たる南斜面にはつぼみの大きなカタクリがあり、一方陽のあまり当たらない北側の斜面にはまだ雪があり、北斜面の雪のない場所にナニワズが見られました。
北斜面の雪の下にはスプリング・エフェメラルと呼ぶことの出来るカタクリ、ナニワズそしてシラネアオイが雪の消えるのを待っているのでしょう。
画像は今日裏山で撮ったナニワズとカタクリです。
そして読んだ句が六句。
また佃煮のような句が増えました(佃煮が怒っているのではないだろうか)。
「残雪に 緑かがやく オニシバリ」 北 帰航(第35句)
「先がけて 咲くかな春に ナツボウズ」 北 帰航(第36句)
「ナニワズの 葉の汚れしは 春の訪れ」 北 帰航(第37句)
「難波津の 緑群れなす 春木立」 北 帰航(第38句)
「春来り 難波津の花 咲くばかり」 北 帰航(第39句)
「裏山の 温き木立の 堅香子や」 北 帰航(第40句)
「雪消えた 温き木立の 堅香子や」 北 帰航(第40句原句)