紫陽花と額の花

紫陽花の花の色づきが増したような気がします。額紫陽花も色づき始めました。
どちらも例年より色づきが遅いです。市内ではきれいに咲いた場所もあるのですが。
紫陽花は、あずさい、手毬花、四葩の花、七変化、八仙花、かたしろぐさなど多くの花の名を持っています。
また、額紫陽花も額の花、額草、額花という花の名前を持っています。
どちらも梅雨時を代表する花です。でも小樽では梅雨がないので、夏の花です。
コスモスより遅くか同時に咲いています。
額紫陽花は古く万葉集にも見られるようです。古くから愛されてきた花なのですね。
庭の額紫陽花のそばの餌台に、きじばとが番で餌を食べに来ます。
そんなきじばとと紫陽花、額紫陽花を観て詠む句三句。

「あいの風 雉鳩つがい 妻つよし」北 帰航(第148句)
「額の花 舞舞ねむる 寝床かな」 北 帰航(第149句)
「刺繍花 色糸かがる 朝日かな」 北 帰航(第150句)
画像は2012年7月21日に庭で撮ったものです。

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