ひな祭り

小樽市の家にて2012年3月3日撮影

心に残したい季節の言葉の一つにひな祭りを挙げることができでしょう。
忘れられた季節の言葉ではなく、今も生きた言葉としてあると思います。
スーパーやコンビニでも桃の節句の特設コーナーでひなあられなどが販売されています。
本州では三月のさわやかな風のもと梅が咲き、鶯が鳴きお雛様の笑顔でひなまつりを祝うのでしょう。
かみさんが持参したお雛様は余市に暮らしていた時までは毎年飾っていたのですが、
小樽に転居後、雛段が壊れてしまい、飾らないままでした。
昨夜のテレビニュースでひな人形のことをいろいろとりあげるていました。
義母もそれを見て懐かしそうに思い出を話していました。
それで昨夜数年ぶりにお内裏様とお雛様を飾りました。
飾られたひな人形を見て義母は懐かしい昔のことを思い出していたようです。
人形は購入後60年になろうとしているらしいのですが、愛しむようにして飾っていました。
ひな人形を飾って詠む句一句。

   「ひさしぶり ひな人形を かざり観る」 北 帰航(第142句)

嫁いだ娘もこのひな人形の前で初めての雛祭りを祝いました。

さわやかな風の季節ではないのですが、一足早く春が来たようです。
法隆寺近くのお庭では梅が咲き鶯が訪れているのでしょう。2010年3月3日法隆寺