豌豆と蝦夷梅雨

小樽市(庭)にて2010年7月1日撮影

朝の雨のあとの曇り空は、先日の予報の蝦夷梅雨を想わせました。
早朝の地中温度21℃。
気温が高くなく、蒸し暑さを本州ほど感じさせないのが蝦夷梅雨でしょうか。
でも曇り空で時々小雨の天気が、数日続くとやはり鬱陶しい。
梅雨で連想するのは田んぼの風景でしょうか。
もう本州などでは、田植えは終わったのでしょう。
明日は半夏生
好きな写真家ジョニー・ハイマス(Johnny Hymas)氏の写真集「たんぼ めぐる季節の物語」は素晴らしい。
田んぼの素晴らしさを氏の一枚一枚の写真で知りました。
久しぶりに氏の写真集を鑑賞していました。
写真集「日本の四季」とともに。
庭の畑では、豌豆の白い花が花盛りです。
蝦夷梅雨の空の下、水滴を纏い白い花を咲かせています。
そんな白い花を撮って詠む句一句。

   「豌豆や 蝦夷梅雨纏い 白く咲く」 北 帰航(第116句)

蝦夷梅雨は季語となっていないようです。