手宮緑化植物園と桐の花

小樽市(博物館横)にて2010年6月8日撮

今日もよい天気でした。
庭の地中温度早朝14℃、夕方21℃。
久しぶりに手宮公園→手宮緑化植物園→小樽市総合博物館(旧小樽交通記念館
小樽運河→駅前と歩きました。
午前の総歩数ほぼ17000歩で、
歩いていて汗が出てきました。
手宮公園からは残雪の頂く山や小樽運河が望め、
桜の終わった植物園は今躑躅が花盛りでした。

園内ではサトザクラが、散りつつその美しさを留めていました。
そして、牡丹が咲き始めていました。
エゾヤマツツジドウダンツツジ、ツリガネツツジ、ウコンウツギ、タニウツギなども咲いていました。
画像のオドリコソウは、植物園と手宮陸上競技場の間で撮ったものです。

総合博物館の横を通ると薄紫の花が咲いた樹がありました。
どうやら桐の樹のようです。
前にも数度見たことがあるのですが、初めて撮りました。
手持ちの本では原産地不明で、栽培されたものとありました。
北海道の樹という本に載っているので、道内には自生しているものと思われます。
万葉集植物名は、ごとう(梧桐・青桐)で、歌には樹(木)として出てきます。
集中三首詠まれています。
これで、ホームページの北海道に咲く万葉集の花にまた一つ加わります。
以下の四冊の本を参考にしました。
1)庄司信洲編著(2003)江戸の植物画と現代生け花による万葉の花 学習研究社
2)吉野江美子(文)・中村明巳(写真)(2006)万葉花しおり 柳原出版
3)中西 進(2009)万葉集(一) 講談社文庫Y648
4)辻井達一・梅沢俊・佐藤孝夫(2003)北海道の樹 北海道大学図書刊行会
また、駅前の書店で昨年出版された堀文子画文集命というもの第2集「無心にして花を尋ね」を購入。
午後の時間を忘れました。

追記:2010年6月10日
入江泰吉氏の飛鳥・入谷にて撮った桐の写真は、素晴らしい。
5)入江泰吉・山崎しげ子(文)(2004)万葉四季の花 初版第二十三刷 佼成出版社 東京都
小樽市総合博物館を小樽市立博物館と勘違いしていましたので訂正しました。