蝦夷延故索色々

小樽市(庭)にて2010年5月3日撮影

エゾエンゴサク蝦夷延故索)が庭から裏山にかけて咲き始めました。
蟻たちのおかげで、思わぬところで花を咲かせています。
2004年発行の植物生活史2(春の植物潤・Q:北大図書刊行会)によると
多くの知見が得られているのですが、
エゾエンゴサク蝦夷延故索)の実生の正体はまだよくわからないとのこと。
花を開花するには最低数年以上は経ているようです。
何年も前に蟻たちの活動の結果、庭の意外な場所にも花が咲いていると思うと楽しい。
アリメツの散布を止めよう。
北海道の春植物としてナニワズ、カタクリエンレイソウそしてこのエゾエンゴサクの他に、
アズマイチゲキクザキイチゲキバナノアマナなどがあるのですが、裏山には咲いていない。
すこし遅れて裏山で咲く春植物にオオタチツボスミレが、あります。
エゾエンゴサクは、小さな花なのですが、独特の青紫の花を束ねて咲かせるので、青い絨毯のように見える場所もある。