エンレイソウの展葉

小樽市(裏山)にて2010年4月29日撮影

いま、裏山の雪の消えた場所でエンレイソウ(延齢草)の展葉を観ることができます。
カタクリ(片栗)の開花を追いかけるようにエゾエンゴサクエンレイソウが、展葉をほぼ同時に始めました。
残雪の消えた場所が、湿った落ち葉と枯れ草の状態からじきに乾燥した状態になると緑が目立ちだします。
いわゆる春植物の展葉です。
裏山の春植物の樹の代表が、ナニワズ(難波津)とすると草の代表格はカタクリ
エゾエンゴサクそしてエンレイソウでしょうか。
まれに白花のミヤマエンレイソウ(深山苑齢草)をみることがあります。
前年の12月にこれらの植物は、花芽の準備を終えて翌春の雪解けを待っていました。
エンレイソウの開花個体は、花弁状の内花被片、外花被片、葉をそれぞれ3枚持っています。
雪解けの終わった裏山に展葉中の緑の植物は、待ち焦がれた春を感じさせてくれます。
裏山の木々が葉を茂らせるまでのひと時を楽しませてくれる。
エゾエンゴサクの開花も確認。

今日、購入した雑誌ニュートンの「邪馬台国纒向遺跡で決定か?」は、面白かった。