長橋なえぼ公園

小樽市長橋なえぼ公園にて2008年9月14

今年2回目の公園散策です。
前回は、4月6日でした。
国道5号線をとおり、塩谷街道から公園の駐車場、森の自然館(園内の情報あり)、中央園路、原始のような森を久しぶりに散策しました。
公園といっても見事な森林です。
明治26年1893年)小樽苗圃(びょうほ)として開設され、その後、小樽近郊の国有林に、植林事業のための苗木を供給するとともに、その敷地内に見本として植林したものが、現在見事な森林として成長したといいます。
公園の紹介文にそう記載されています。
また、自然生態観察公園とも記載されています。
公園のほぼ真ん中に中央園路があって、その両側に原始の森のような小高い丘があります。
園内には花の名前間違っているかもしれませんが、たぶんエゾノコギク、ミゾソバアキノキリンソウキツリフネなどが咲いていました。
小高い丘の方にはほとんど人影がなく、静かでした。
花などを撮っていますと、森の中を時々何か落下するいろいろな物音が響きます。
それが直にドングリやクルミなどの木の実の落ちる音だと気付きました。
木の実の落ちる音を耳を澄まして聴いたのは初めてでしたね。
ササやぶや自然散策路など落ちる場所で音が違うのですね。

そして詠んだ句一句。

  「木の実落つ 森に染入る 響かな」  北 帰航(第79句)