北海道大学植物園
二十四節気で立夏も過ぎた小満(5月21日から6月6日まで)は、万物が次第に成長し天地に満ち始めるときと愛読の「えこよみ」にあります。
園を訪れて花の満ち溢れを感じました。園内には終わりを迎えたサトザクラ、アセビ、今が盛りのムラサキツツジ、クロフネツツジなどのツツジ類、ウワズミサクラ、ハナズオウ、ウコンウツギ、ズミ、ボケ、ニリンソウ、ユキヤナギ、チングルマ、サクラソウ、アポイアズマギク、カイドウ、タカネナナカマドなど、咲き始めたマイズルソウ、チシマウスユキソウそしてライラックなど花であふれていました。そして、札幌はいま大通公園でライラック祭り開催中です。
北大植物園は、東大小石川植物園に次ぐ日本で2番目に古い植物園で、面積13.3ヘクタールに約四千種の植物が育成保存されているとパンフレットに記載されていました。また、園内の重要文化財群のひとつの博物館にはエゾオオカミのはく製とともに南極観測で活躍した樺太犬タロのはく製も展示されていました。さらに北方民族資料館、北方民族植物標本園、温室、灌木園、ハルニレ林、自然林、針葉樹林、ライラック並木、サクラ林などがあります。
北大植物園は子供のころから何度も訪れている場所で、心休まる場所です。
画像は、初代園長宮部金吾記念館まえの札幌最古のライラックとライラック並木のライラックです。