ミラー細胞と俳句

太郎冠者・百合が原公園にて2007年

今日、帰宅時バス停で待っていると三日月と金星がきれいに見えました。
バスを降り、家の前に着いたときはもう暗くなっていて、オリオン座が美しかった。
昨晩も見えたのですが、今日は雲がない分きれいでした。
オリオン座は子供の頃に覚えた星座のひとつです。
子供の頃、濡れた髪や手ぬぐいが凍る冬の銭湯の帰りによく見たものです。
星空に知った星座を見つけるとほっとし、その星座が浮き出たように見えるのです。
知らない星座や他の星は光を減ずるように見えなくなるのですね。
最近「ラジオ深夜便」などラジオを時々聞いているのですが、数日前にミラー細胞のことを放送で知りました。
脳の活性化にはこのミラー細胞が深く関わっているらしい。
年齢に関係なく常に若々しさを保つには恋をすることが一番らしいのですが、習い事などもやはりミラー細胞を興奮させるようです。
風景を見て、俳句をひねり、ミラー細胞を刺激して若々しさを保ちたいですね。
句集の名も「風楽」と決めているのですから。
あとは句を句集にするだけひねり出すだけです。
作りたてには「うぬぼれ」があり、発表まで一年待って、その間推敲して時間がたって、同じ季節になった頃に発表する様にしているとどこかで読みました。
また、発想の悪い句は佃煮にするほどあるとどこかで読んだのです。
佃煮にするほど句数も多くないので、佃煮にするような句も句集に入れないとならないでしょう。
とにかく、今は佃煮にするような句でもいいから投稿します。
で、一句。

 「オリオンよ 春浅し今 心うつ」  北 帰航(第18句原句)
 「オリオンよ 夜空に高く 心うつ」 北 帰航(第18句:平成19年2月25日作)
この原句は、季語が二つあることになるのだろうか。
季語は「春浅し」で、「オリオン」では無いのですが、この原句、佃煮にもならないかな。
原句の仲七を変えなくてはならないかな。
やはり一年待たないとだめかな・・・。
このような原句を作ることでミラー細胞の刺激になるのかな。
注:原句は季語が二つあるので推敲し仲七を変えて下記の句にしました(平成19年2月25日)。
 「オリオンよ 夜空に高く 心うつ」 北 帰航(第18句)
 季重ねは避ける:一句一季語
画像は百合が原公園緑のセンターで2007年2月6日に撮ったものです。