冬の日本海

レリオカトレア・百合が原公園緑のセン

荒れた日本海では白い波が無数のウサギがはねているように私には思えます。
冬は好きな季節なのですが、曇りの日が続くと少し気が滅入ります。
晴れの冬の日本海も青々として好きで、静かな湖のような表情を見せます。
通勤途上のバスの中からいろんな表情を見せてくれる日本海は楽しいですね。
日よってはサファーも目にすることがあります。
もうだいぶ前に読んだ高田 宏さんの日本海繁盛記(岩波新書208新赤版)を再度2月1日から2日に読みました。
高田さんはどのような状態の日本海をも敬虔な思いで見つめられ、序章の日本海は「私は日本海の子だ」で終えています。
本は近世から近代にかけて活躍した「北前船」についてのものです。
船の活躍の舞台は北海道から大阪に至る海上道で、本は高田氏が海商や船乗りたちの足跡を出身地や寄港地にたどり、彼らの生活や文化を再発見するエッセイです。
荒れた日本海を見ると高田氏の「日本海繁盛記」を思い出します。
画像は1月26日に百合が原公園緑のセンターで撮ったものです。
2月1日の花は花菜(ハナナ:菜の花)で、花言葉は「初々しさ」とラジオ深夜便日記手帳にありました。
春を代表する花の一つで、私は東京の浜離宮庭園に咲く鮮やかな黄色の絨緞のような群生が懐かしい思い出の一つとなっています。
追記:2006年11月19日石原慎太郎氏のお父さんが旧日本郵船の小樽支店長と記載しましたが、当時の山下汽船の小樽支店長の間違いでした。