アルコール添加(テッポウユリ・グランドパラディソ・ロートホルン)

テッポウユリ・百合が原公園・2006年7

北海道の夏といった一日でしたね。朝、バスから合歓の木の花が咲いているのが見えました。もう咲き始めたのですね。
またまた、7月30日に訪れた亀甲蔵の話題です。ひとつは、蔵で商大饅頭とおたる酒粕せんべいを購入したのですが、是がどちらも美味しかった。お勧めです。
そして、アルコール添加です。まだ、体のことなど気にもせずお酒を飲んでいた頃、純米酒なるものが出てきて、こんな美味しいお酒があるのかと驚いたものです。吟醸酒・純米・山廃は米・米麹だけで混ざり物がないと硬く信じてもいましたし、そのような記述を読んだこともありました。お酒が飲めなくなった最近になって、アルコール添加アル添なることを知ったのです。
それは「純米で出したいのはやまやまだが、冷やおろしの頃になると、酸味が尖るか、だれてしまってとても飲めない酒になるので、ほんの数リットル工業用アルコールを添加すると保存性がよくなり、吟醸酒などは香も立ちやすくなるというのです。そして、純米だけが絶対正しいというのは完全な間違いとありましたね。また、純米酒のあけたばかりが一番美味しいのではなく、香りが開き酸味に重みが出るには時間がかかる(お酒によっては1週間)」というのです。夏目 徹(2005)お台場退屈日記第9話:ひやおろし能登杜氏 BTJ/Targeting Proteomic/Mail2005/9/15 第9号 同じく2005/10/17 第10号
権威のある方のいうことをすぐに信用しないへそ曲がりなのですが、この夏目先生の記述は信じましたね。この方の研究経歴よりもお酒に対する記述を読んでいてそう確信したのです。
なんでお酒の飲めなくなった今知ったのだろうか。おたる酒粕せんべいと商大饅頭も美味しいので、是にしよう。
でも、いわゆる生活習慣病にはおいしい純米酒が良いということを唱える先生が出てくるかもしれない。そんな分けないかな。