夏の花

北大植物園白樺

今日は、休暇をとって札幌に出かけた。北海道立近代美術館の「国宝鑑真和上展」と北大植物園を観て回った。
鑑真和上展は、2001年に東京都美術館で一度観ているのですが、再度北海道での開催ですので訪れました。唐招提寺の歴史、絵画書跡、工芸、鑑真和尚、彫刻、中世の戒律復興などが出品されていました。鑑真和上坐像など思いも新たに鑑賞しました。また、前回も見ていたのかどうか記憶にないのですが、授戒の儀式と儀式の行われる戒壇さらに金堂の平成の大修理のその後が印象的でした。なお、鑑真和上略年譜が展示されていて、西暦688年から763年の年譜です。古代の歴史と年譜を見比べていました。
植物園では、春の花が終り、ヤマボウシの白い花が遠くからもよく目立ち印象的でした。植物園にこのように多いとは気がつきませんでした。考えるとライラックの咲く頃は訪れているのですが、この時期は見学していなかった。園にはこのほかにウツギ、バイカウツギ、チシマウスユキソウ、エゾウスユキソウ、タケシマユリ、ツボサンゴ、ホザキシモツケヤマゴボウ、エゾノシモツケソウ、ハマフウロウ、エゾフウロウ、エゾクガイソウ、ムシャリンドウ、ウツボグサ、ルンバやファイアー・キングなどのバラ、ケンダウルア・デアルバタなどなどが咲いていた。木陰で休むと風が爽やかでした。平日でしたが、小学生や外人さんなどなど比較的多くの方が楽しんでいました。