浜昼顔

浜昼顔


今日は昨日より暑い一日でした。今朝、余市の浜で海浜植物の代表的な種のひとつであるハマヒルガオが咲いていた。開花している花がいつもの年より少ないようにも見えたが、咲く時期が例年に比べ遅いために少なく見えるのだろうか。北海道に咲く万葉集の花の「かほばな」に例年の画像があります。海浜植物の代表的な種であるハマナスは、普通の庭では見事な大株に育ち、花の数も多くなるという。しかし、自生は、庭より生育条件の悪い海岸砂地でほかの植物より優先的な群落を形成しているのが普通です。ハマヒルガオハマナスと同様に海岸砂地で優先的な群落を形成しています。今年は、周りにタンポポモドキも見られ、いつもの年とも少し様子が違うのが気にかかるのですが。植物の世界は不思議ですね。でも、海水浴シーズン前の浜辺に今年も咲き始めました。

 きらきらと浜昼顔が先んじぬ   中村汀女

 ハマヒルガオヒルガオ科)