文豪幸田露伴句碑

文豪幸田露伴句碑


今日も暑い一日でした。余市に文豪幸田露伴氏の句碑がありました。明治18(1885)年7月に北海道余市の電信分局に赴任し、明治20(1887)年8月に文学を志すため退職。余市から東京に帰るときのこと綴ったのが「突貫紀行」です。青空文庫で読むことができます。句碑は、幸田露伴氏が電信修技校卒業後、最初に赴任したのが余市町で、それを記念して、勤務先の電信分局跡地の隣に建立したものだそうです。現在は北海道立中央水産試験場の敷地内にあります。

  塩鮭の あ幾と風ふく 寒さかな  露伴

突貫紀行に記載された東京までの行程が今とかなり違い、興味深く読みました。画像は句碑、句、句碑近くから忍路、小樽方面の景色、そして雪渓の残っている山です。昔も同じ景色だったでしょう。そして、真夏日かという暑さなのですが、近くのすこし高い山にまだ雪渓が見られた。