小樽の建物を訪ねて

小樽市忍路にて 2012年7月11日撮影

小樽市の塩谷蘭島エリアにある忍路地区の江戸期と大正期の建築物を訪ねました。
中央バスを忍路バス停で降りて緩い坂を上ります。坂から小樽・塩谷・桃内方面が望め、桃岩や塩谷の窓岩が見えました。
今日は、かすんでいて、はっきりと見えませんでした。ここは夕日がきれいです。
忍路湾奥に進むと忍路神社と江戸期の建築物「津古丹稲荷神社本殿」の前に出ます。
ほかに潮見台1丁目にある宋円寺本堂と祝津3丁目にある恵美須神社本殿が、江戸期の建築物です。
そして、大正期の建物は「北海道大学共同利用施設忍路臨海実験所」です。
東京大学三崎臨海実験所に次ぐ古い歴史を持っていて、忍路湾の東端に検潮所とともに建っています。
明治40年に、札幌の東北帝国大学農科大学の水産学科の施設として建設されました。
その後、施設が狭くなり大正13年に改修され、現在の本館となってるとのこと。
北大生のみならず、道内外の研究者・学生が泊まり込みで利用できる実験研究施設です。
すばらしい環境にあります。
湾口からは遠く隣町余市町のシリバ岬、さらに7月なのにまだ山頂近くに残雪の見える積丹岳や余別岳が望めます。
湾口近くに兜岩があり、北前船の時代この湾はにぎわったのでしょう。
2006年7月15日には、余市町に住んでいたので、自転車で訪れ、当時のブログに画像とともに記載しています。
よろしかったらそちらも見てください。若かったのですね。

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