長橋なえぼ公園の花と樹

小樽市なえぼ公園にて2012年6月1日撮影

久しぶりにデジカメ片手に公園に出かけてきました。オオウバユリなどの開花状況を見ることが主たる目的でした。
ヒメジョオンなどが咲いていましたが、咲いている花は春に比べ少ないようです。
オオウバユリも裏山と同じくらいの状況でした。開花はもう少し先でしょう。
また、中央園路は緑も深まり、さわやかな風が心地よかったです。濃い緑の中で病葉がきれいでした。
小学館辞典編集部の「美しい日本語の辞典」にも掲載されていて、美しい日本語の一つですね。
辞典には下記のようにあります。
「病気や虫のため枯れた葉。特に夏の頃、赤や黄白色に変色して枯れた葉。
夏の季語。すみだ川(1909)<永井荷風>吹きはらふ河風に桜の病葉がはらはら散る」
万葉集孝謙天皇のお歌が病葉について記載された最初の文献であるようです(巻十九・四二六八)。
  「この里は継ぎて霜や置く夏の野に  我が見し草はもみちたりけり」
病葉を撮りながらそのことを思い出していました。また、園内の白樺の木々や並木も好きな風景です。

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