あやめ咲く

小樽市の庭にて2012年6月6日撮影

小樽の家の庭で昨日から咲きだしました。
昨日から今日の朝に雨の予報だったのですが、お湿り程度でした。で、あやめの花に期待した水滴は、わずかです。
北海道では開花は6〜7月のようです。庭では初夏の花の一つです。
垂れ下がった花びらの網目模様からアヤメと名がついたらしい。
カキツバタやノハナショウブには花びらに白い線や黄色い線があるので、見分けることができるらしいのです。
自信ありませんが、たぶんアヤメなのでしょう。ただ、カキツバタもノハナショウブも同じアヤマ科です。
菖蒲(ショウブ)以外は、アヤメ科アヤメ属に分類されるとのこと。漢字では、ショウブも菖蒲(しょうぶ)、アヤメも菖蒲(あやめ)です。
ハナショウブは、野花菖蒲で江戸時代前から園芸種として栽培され、多くの花菖蒲の品種が作られているようです。
私ですらNHK趣味の園芸、人気品種と育て方 ハナショウブ(花菖蒲)を購入しました。
花菖蒲を育てるためでなく、花菖蒲の近縁種アヤメ、カキツバタヒオウギアヤメなどと区別するためにです。
アヤメ科の花が身近に多すぎるので、すべてあやめとするわけにはいかないですね。
種名をカタカナ、和名を漢字ないし平仮名として記載しました。これに古代の呼び名や万葉植物名を加えたら複雑になりますね。
カキツバタとノハナショウブ(菖蒲草:あやめぐさ)は万葉集で詠まれているのですが、アヤメは詠まれていないようなのです。
アヤメ(菖蒲)、ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)、カキツバタ(杜若)そしてショウブ(花菖蒲)の4種に限って考えていこうと思います。
アヤメは、北海道に咲く万葉集の花とは言えないのでしょう。
今朝撮りたての菖蒲(あやめ)です。
追記:2012年6月9日
逸文目(ジャーマンアイリス)に変更します。
アヤメ科で菖蒲・文目と同じアヤメ属に所属。