裏山に大粟立草咲く

小樽市にて2011年8月13日撮影

秋の気配が感じられた朝でした。
小樽市内の別の場所では咲いているのを見ていたのですが、
裏山で数日前から咲き始めました。
昨年は8月17日に大粟立草(オオアワダチソウ)について記載しました。
近似種の背高粟立草(セイタカアワダチソウ)は、同じ北アメリカ原産の帰化植物です。
北海道では大粟立草の花期が7月下旬〜9月、
背高粟立草が8月下旬〜10月と開花期にずれがあります。
そして、茎が有毛でざらつきがあるのは背高粟立草とのことです。
わかりやすい区分で助かります。
野山の植物は植物園などと違い名札がついていないので、
わかりやすい同定方法は助かります。
大粟立草は明治時代に園芸用として輸入されたのですが、
裏山にはいつごろ自生したのだろうか。
戦中戦後の食糧難の時には裏山は畑であったらしい。
義父が家を新築したころは畑の面影があり、
近くの山の斜面で小中学校がスキー授業をしていたのです。
今斜面には木々が茂り、スキーができない状態です。
人の手が入っていないので山は荒れているのかな。
また、裏山の大姥百合の果実は大きくなりました。
それにしても昨夜は蒸し暑い夜ではなく、肌寒い夜でした。
朝日も秋の気配が感じられ、朝晩はもう秋ですね。