札幌古地名考と庭の花

小樽市(庭)にて2009年6月27日撮影

6月の天気は、23日までは晴れても気温が上がらず、雨の日が多く、気温も低かったのではないかと思います。
そして、24日から蝦夷梅雨の明けたようなよい天気で、かみさんが昨年植えた紫の花が開花しました。
蕾のときはさほどひかれる花ではなかったのですが、早朝の陽の中で開花した姿は、きれいでした。
名前を忘れてしまったのです、かみさんが。今年も開花するとは思ってもみなかったのです。
春の芽生えのころ、変わった葉なので抜かないでいたのです。たぶん昨年植えた花であろうと思ったものですから。
一方、札幌の地名を検索していて、(社)北海道建築士会札幌支部ホームページにたどり着きました。
サイト内の情報になつかしい温泉山、南斜面、双子山、軍艦岬などなどがおもしろく記載されていた「札幌古地名考」がありました。
小川高人氏(札幌原人)が、明治、大正そして昭和の時代の地図とともに記載したものです。
氏は札幌出身で1925(大正14)年のお生まれですので、読んでいてなるほどなと思うことが多く、楽しく読ませていただきました。
そして、子どもの頃不思議に思っていたことのいくつかが、明らかになりました。
たとえば札幌市は平城京のように碁盤の目のような路の都市なのですが、札幌の実家近くでは曲がった路があって、なんでここは曲がっているのか分からなかったのです。どうやら円山村と札幌市の境界を流れていた川の跡ということが分かりました。
札幌古地名考は氏の体験を交え当時の地図を載せています。
当ブログでは2006年6月17日2008年10月28日の日記に記載。
追記:花の名前はデルフィニウムのようです。366日・誕生花の辞典のHPより。(2009年6月30日追記)