容疑者Xの献身を観る

小樽市長橋なえぼ公園にて2008年10月23

小樽築港で「容疑者Xの献身」を観る。
実におもしろい映画でした。
テレビの「ガリレオ」を観ていなく、しかも原作も読んでいない、映画の予告編を観た印象でこの映画を見ました。
観た感想は、一言おもしろかった。
思い悩み、苦悩し、絶望した石神が、花岡親子を知って、数学では得られなかった生きて行く一つの答えを得たと思うのです。
ミステリーの展開は、友情、愛情、家族、ホームレスなどの人間模様を通してのもう一つの回答過程と思うのです。
そして、「人間が生きて行く姿」のもう一つの美しい答えを見つた最後の号泣シーンは、印象的でした。
数学では答えの出なかったもう一つの美しい回答は、花岡靖子の自首と思うのです。
ミステリーとしても素晴らしい映画ですが、生きることとはを考えるいい映画でした。
今年は、生きることを考える良い映画の当たり年なのでしょうか。
今年観た、次郎長三国志スカイ・クロラおくりびとパコと魔法の絵本どれも素晴らしい映画で、生きることの素晴らしさを教えてくれました。
まだ観ていない火垂るの墓まぼろしの邪馬台国ホームレス中学生レッドクリフイキガミ崖の上のポニョなども面白い映画なのでしょう。
画像は、小樽長橋なえぼ公園で昨日撮ったものです。