かぎろい

小樽市にて2008年9月20日撮影

今朝、暗い時間に目が覚めてしまい、明るくなる頃に庭に出てみました。
石狩湾を超えて対岸の石狩市の方の山稜が明るくバラ色に染まりきれいでした。
かぎろいは、陽炎、炎と漢字では書くのでしょうか。
季語は三春ですが、「かぎろひ」は晴れた真冬の夜明けに見られる曙光であるとのこととか、ほんのりバラ色の空のことであるらしい。
デジカメ片手にバラ色の空を撮っていました。
気がつくと日が昇り、ススキの穂が輝き、そして頭上近くの空を見上げると月がまじかに見えて美しかった。
小学校の頃か中学の頃に教わった柿本人麻呂の歌を思い浮かべました。
「東(ひむかし)の 野に炎の 立つ見えて かえり見すれば 月傾ぶきぬ」(巻1−48)

その後で札幌の孫の保育園の運動会を観に行く。
4歳の孫は今年で四回目の運動会です。
園児の一途な姿を見ていると孫の成長が思い出されます。