小川原脩記念美術館・倶知安風土館

2006年9月15日撮影


遅い夏休みをとって倶知安に出かけてきました。

この時期に美術館を訪れたのは初めてでした。
常設展示、風の中の展覧会、第48回麗彩会展が開かれていました。
風景としての建物が小川原脩記念美術館です。
あいにく美術館後方の羊蹄山が雲に隠れていました。
美しい羊蹄山が美術館を一層存在感のあるものしてくれるのですが、残念。
常設展で今回特に印象に残ったひとつは「熊と仔馬」でした。
熊のそばで安心して歯を見せて寝ている仔馬と優しい眼の熊を題材にしていると勝手に解釈したのです。
私が解釈した形で二つの動物が自然界で共存できないのですが、絵は信頼と優しさを感じさせてくれました。
また好きな絵が出来ました。
美術館の前に倶知安風土館があります。
その間に積雪深の記念のモニュメントがありました。
1970年のが3mを超えていましたね。

風土館は今回で三度目です。今回新たにゼロ戦主翼が展示されていました。
ニセコアンヌプリ中腹から発見された右主翼は、歴史を語る貴重な物証ですね。
戦前にアンヌプリ山頂に機体を引き上げた経緯、その目的そして戦後機体の発見とその下山などが説明されていました。
その帰り美術館の横の道でエゾヤマハギと思うのですが、きれいに咲いていました。
楽しい日でした。