穀雨:蒲公英・蝦夷蒲公英

蒲公英


今日は、穀雨、気がつくとお昼過ぎから雨。氷雨のような冷たい雨ではなく、冬の汚れと雪を消す雨で春になったなと思わずにいられない暖雨でした。春の雨にはいろいろな呼び名がありますが、今日の雨は、雪解雨、雪消し雨、冬の汚れを洗い流す洗街雨でもあり、木の芽が柔らかくふくらむ木の芽雨でしょうか。これらの雨とともに花の季節を迎える準備が整うのでしょう。そして、私には、心の渇きを癒し、心に和みを与えてくれる雨でもあります。
穀雨の意味は、春雨が百穀を潤し、芽を出させるという意味とか、雨量が多くなるという意味ではないとのこと。北海道では低気圧が周期的に通過し、一時的に寒気が入り霜の降りることもあるという。札幌の霜の終日の平年値は4月24日、道内ではこれから5月上旬にかけて蒲公英(タンポポ)が咲き始めます。
画像は、昨年6月5日6月6日の蒲公英と蝦夷蒲公英に掲載したものです。蝦夷蒲公英の咲いている場所は、除雪で出来た雪山の下で、今年も咲いてくれるでしょうか。
また、4月19日、札幌管区気象台発表の「さくらの開花予想」(北海道地方 第3回)によると道内の開花は平年並みの見込みとのこと。
なお、同台のアメダス余市)によりますと今日の気温は、2.1(24時)〜10.4(8時)℃の範囲で、積雪深は、39cmから32cmの7cmの減でした。