延齢草

小樽市の裏山にて2012年5月2日撮影

昨日は小樽も夏日の27.4℃でした。暑かったです。春らしい気温を期待したのですが。
一部に残っているものの周りの雪が一気に消えて行きました。
今朝、裏山の延齢草を撮りに行きました。撮れたての画像です。12年ほど暮らした釧路ではよく大花延齢草の群落を見ていました。
そのうちに撮ろうと思っていたのですが、撮れずに余市・小樽へ転居。
小樽の裏山で初めて白花延齢草(深山延齢草)が延齢草の中に咲いていたときは、大花延齢草と何か違うのですが、やはり感動しましたね。
延齢草は、春先にまわりの草が大きくならない前に花を咲かせるので、よく目立ちます。
北海道では珍しい花ではないようで、雑種を含む九種の仲間が生育しているようです。
また、大花延齢草は北大の校章でもあり、寮歌「都ぞ弥生」の4番にも出てきます。
道内では延齢草、深山延齢草そして大花延齢草が比較的観察される種です。
1)延齢草は花弁がなく、ガク片の先がとがっている。2)大花延齢草は丸い白い花弁とガク片があり、両方とも先が丸い。3)深山延齢草は白い花弁とガク片があり、両方とも先がとがる。
裏山には延齢草と深山延齢草が咲いています。
エンレイソウ属について、2005年5月23,25日、2007年5月3日、2008年5月3日、2010年5月6,16日、そして2011年5月5,15日に記載しています。
お時間ございましたら2005年5月23日を覘いてみてください。