小樽なつかしの写真帖総集編

小樽・庭のバラの冬囲い・2008年1月19

2008年1月10日に「小樽なつかし写真帖総集編」が北海道新聞小樽支社から発刊された。
小樽市総合博物館監修、小樽なつかし写真帖編集委員会編集、どうしん小樽販売所会(三日会)販売、有限会社ウィルダネス制作で1000部の発行でした。
道新に販売の広告がでるとすぐに販売所に申し込みました。
すぐに売り切れたようで、増刊の案内が道新に出ていました。
2006年10月に余市町から小樽市に転居し、北海道新聞の折り込みとして月に一度「月刊小樽なつかし写真帖」が配布されているのを知り、この折り込みの写真帖を集めていました。
折り込みの写真帖には「古きよき、まちの姿を訪ねる時間旅行」という副題がついています。
好きになった小樽の歴史を知りたいと思っていましたので、すでに発行された写真帖が本になればと常々思っていたので、本になると知ってすぐに販売所に予約したのでした。
販売所から届けられた本を手にしたときはうれしかったですね。
なつかしい写真や小樽の歴史を知る写真を興味深く楽しみました。
昭和29年の小学校の給食の時間(学校名は不明)、昭和32年の張礁(はりうす)小学校の入学式、昭和33年塩谷小学校の入学式などは特になつかしく感じましたね。
昭和28年に札幌市立二条小学校に入学したので、私の時間旅行そのものの写真だから特になつかしく感じたのです。
また、小樽の歴史を知る写真の一つとして、17頁の「色内町、キト旅館」(明治20年代後半〜30年代)の写真は、幸田露伴氏の「突貫紀行」を思い出しました。
青空文庫でも読むことができますので興味がありましたら、アンテナの青空文庫からリンクしてみてください。
突貫紀行に「・・・小樽に名高きキトに宿りて、夜涼に乗じ、市街を散歩するに、・・・」とあります。
キトは17頁のキト旅館であると思うのです、「開業以来の宿泊者には政府や開拓使の役人、実業家、文人など有名人が多かった」と写真帖総集編にあります。
明治初年から戦後までの写真を眺めていると時間旅行を楽しむことができます。
何年かして総集編の続刊が出るのが楽しみですね。

今日も除雪作業で一日が始まりました。
裏山のオオウバユリ、庭の野鳥の餌台などを撮ってみました。
除雪後に餌台の雪を取り除いて、餌を置いたのですがじきに雪で餌が見えなくなってしまいました。
息を吹きかけ、雪を除いて餌を撮ったものです。