よいち水産博物館前の啄木歌碑

やや寒い風の強い日でした。昨日のモイレ山散策時についてです。
よいち水産博物館前に石川啄木氏の歌碑がありました。小樽と啄木は、有名ですが、余市とも縁があるのだろうか。
画像は、モイレ山山頂近くと歌碑そして山頂への途中からの浜中町・沢町方面の風景です。大きな建物は道立中央水産試験場です。
よいち水産博物館は別名「ニシン博物館」です。
幸田露伴氏の滞在した明治の余市はニシンで栄えていたのでしょう、展示内容からも窺えるますね。下記に6月24日をコピー。

2005年6月24日文豪幸田露伴句碑
今日も暑い一日でした。余市に文豪幸田露伴氏の句碑がありました。明治18(1885)年7月に北海道余市の電信分局に赴任し、明治20(1887)年8月に文学を志すため退職。余市から東京に帰るときのこと綴ったのが「突貫紀行」です。青空文庫で読むことができます。句碑は、幸田露伴氏が電信修技校卒業後、最初に赴任したのが余市町で、それを記念して、勤務先の電信分局跡地の隣に建立したものだそうです。現在は北海道立中央水産試験場の敷地内にあります。

  塩鮭の あ幾と風ふく 寒さかな  露伴

突貫紀行に記載された東京までの行程が今とかなり違い、興味深く読みました。