純国産品「クロネコヤマトの宅急便」

今日は穏やかな一日のようです(日記を午前に記載しているので)。ヤマト運輸をトップ企業に育てた小倉昌男氏の訃報を水木 楊氏の「理想の晩節小倉昌男の引き際」文芸春秋9月特別号(2005)で知った。私財を投じて障害者福祉に情熱を傾け、「官僚と闘う男」の異名をとった硬骨の経営者としての生きざまと哲学を「経営とはロマンだ!私の経歴書」(小倉昌男(2003)日経ビジネス人文庫)で読んで深い尊敬の念を持ちました。日本人の生活様式を変えたとも言われます「クロネコヤマトの宅急便」は、純国産品であるとのことです。アメリカなどのものを日本に移植したものでないということで純国産といえるのでしょう。郵政民営化ともかかわるこの純国産品を考えながら氏の爽やかな美しき余生を想っていました。画像は、クッパーケニギン(ちざきバラ園)です。2005年7月13日にも画像を掲載。今回は9月10日撮影。

 生かされし 神の恵みや 去年今年     小倉昌男