北大植物園の馬酔木の花

アセビ・馬酔木


万葉集で詠まれている馬酔木(アシビ)は、現在アセビとされている。北海道に分布していないと思っていたが北大植物園に綺麗に咲いていた。スズランやヒメシャクナゲのような花房が特にかわいらしくて好きです。馬酔木の花、花馬酔木、あせび、あさぼ、あせみと呼ばれるアセビは、ツツジ科の花です。鈴なりに咲く白い花はやはり魅力がありますね。画像は北大植物園で2005年5月28日に撮ったものです。葉や茎に有毒な物質があり、「足しびれ」から転化してアセビ、これを食べた馬が酔ったようになることから漢名がついたという。

我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の あしびの花の 今盛りなり (万葉集巻十 一九〇三)