イワオヌプリ

イワオヌプリ

標高1116mのイワオヌプリ、紅葉の頃はまた美しい。倶知安町小川原脩記念美術館近くから数年前に撮ったものです。山の数え方に一山、一岳、一峰がありますね。そして、一座も山の数え方のひとつとのこと。小松睦子&ことば探偵団の「ものの数え方」によると「座は座る場所、坐は座っていることで、山の神の座でもあるという。古くから山岳信仰を持つ日本ならではの数え方と紹介している。古くから山岳信仰を持ち、多神教の日本ならではの数え方と言えるのでしょう。日本の長い歴史のなかで生まれた美しい言葉が、生活の言葉として忘れ去られ消えていくのは切ない気持ちですね。美しい日本語を日常でもっと使って行こう思う。で、イワオヌプリ、一山、一岳、一峰、一座のどれがふさわしいかな。私は一岳のような気がする。日本最高峰の富士山や蝦夷富士羊蹄山などは一峰と思うのですが。