長谷寺・法起院・橿原市今井町・奈良町ならまち格子の家

2008年2月27日撮影

奈良五日目。JR奈良から8時過ぎに桜井へ。近鉄に乗り換え長谷寺に。ただし、急行へ乗ったため長谷寺に止まらず、榛原から引き返す。
近鉄長谷寺駅前からタクシーで長谷寺へ。長谷寺→古い街並みの参道→法紀院→参道→近鉄長谷寺近鉄八木西口→今井まちなみ交流センター→今井町を歩く→近鉄八木→近鉄奈良→奈良町ならまち格子の家→ホテル。総歩数は23682歩。
1.長谷寺
シーズンオフなのと時間が比較的早かったので静かに参拝できました。初瀬とともに長谷寺源氏物語蜻蛉日記などで知ってはいたのですが、蜻蛉日記源氏物語は高校以来縁がなく、長谷寺奈良県のどのあたりにあるか今回の奈良旅行まで知らなかったのです。ただボタンやアジサイが咲く花のお寺として興味があったので、花の季節ではないのですがお参りに来ました。本堂の舞台から初瀬の風景を眺め、十一面観音菩薩像に祈願し、古い街並みの参道にある総本舗白酒屋で泊瀬の花ようかんを購入。このようかんの購入も長谷寺参りの目的の一つでした。程良い甘さで桜花の彩りもきれいでした。次いで法起院へ。ガイドブックには法起院を参拝してから長谷寺へとあったのですが、タクシーで近鉄長谷寺駅から長谷寺へ向かったので順序が逆となる。

2.法起院
院は長谷寺から古い参道を通って近鉄長谷寺駅への途中にある長谷寺塔頭であり、開山堂でもあるお寺とのことです。
古い街並みの続く参道を長谷寺駅のほうへ歩いて行くと今日の目的の一つ休み処「長谷路」の前に出ました。「手入れの行き届いた庭園を眺めながらの一服に心が洗われる」とガイドブックにあったのです。普段の行いが悪いとしても、一面心洗うための旅でもあったので「長谷路」がお休みは残念で、菓子付きの抹茶を楽しみにしていたのです。近鉄長谷寺から今井町へ。

3.今井町
近鉄八木西口から徒歩でまず「今井まちなみ交流センター:花甍はないらか」へ。ガイドブックにまずセンターへとあったので。ご年配の方から町の歴史や街並みの構造などの説明、そして見学の留意点をお聞きした。見学のおもな家はお昼12時から13時に閉まること食堂は二件とのことでした。十二時少し前でしたが町を歩いてみました。音村家と今井まちづくりセンターのみあいていました。江戸時代から受け継がれてきた伝統的な街並みが大切に保存され、町にはごみひとつ落ちていなかった。食堂は予定していた「町屋茶屋古伊」が休みで、残念。でも今井まち衆博物館近くのお蕎麦屋さんで食べた「ニシンそば」はおいしかった。席も満席に近かった。ガイドブックにはなかったが、地元の人に人気の店らしい。

4.ならまち格子の家
近鉄奈良駅から「ならまち散策マップ」を頼りに「ならまち格子の家」へ。古き良き時代の町屋の面影を今に伝える奈良町のなかで、ならまち格子の家は伝統的な町家を再現していて、落ち着いた懐かしいそして心を和ましてくれる家でしたね。また、迷路のような小路を歩いていて奈良の町家の生活にふれることができるそんな家でもありました。